はじめに:得意なことが「分からない」というあなたへ
面接やエントリーシートでよくある質問。
「あなたの得意なことは何ですか?」
「短所を教えてください。」
この質問、実はとても多くの人が苦手とする項目です。
でも、安心してください。
得意なことは“上手いこと”じゃなくて、“自然にできていること”なんです。
結論:やることに抵抗がない=それがあなたの“得意”
たとえば、前回の記事でも触れたとおり、私は新聞を読むことにまったく抵抗がありませんでした。
最初は「面接のため」と思って読んでいましたが、今では習慣になり、むしろ読まない方が落ち着かないほどに。
このように、苦もなく続けられること=得意なことと考えていいのです。
日常であたかも自然にやってるから得意と自認しにくい。
得意=“上手”である必要はない
「得意ってことは、上手ってことですよね?」
そう思う方もいるかもしれません。でも、それは誤解です。
• その道の第一人者でなくてもいい
• 全国大会に出てなくてもいい
• 人より少し長く続けられる、それだけで十分
むしろ日常で自然にやっているからこそ、自分では得意と気づきにくいのです。
「寝ること」が得意?──立派なスキルです
「特に得意なことなんてありません。強いて言えば…寝るのは得意です。」
これ、一見ふざけているように見えますが、実は立派なスキルです。
消防士は体力勝負、そして体調管理が何よりも大切な職業です。
どんなに辛い現場でも、しっかり眠って回復する力=任務を全うする力です。
「短所」を聞かれたときの考え方:ただの欠点では意味がない
面接で「短所は?」と聞かれたとき、単にマイナス点を伝えるだけでは30点です。
人事が見たいのは、
• 自分の課題をきちんと自覚しているか
• その短所とどう付き合おうとしているか
たとえば「人に注意できない」という短所なら、
「なぜ注意できないか?」を掘り下げて考えましょう。
たとえば「嫌われたくない」という気持ちが理由なら、それを自覚し、
「指摘するのではなく、助言として伝えるようにしています」
「〜してはダメだ」より「〜した方がもっと良くなる」といった表現にしています」
など、具体的な対応を伝えると好印象です。
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これだけは忘れないで!得意・短所は“消防とのつながり”を意識する
「得意なことは絵を描くことです!」
これだけでは、ただの“好きなことアピール”で終わってしまいます。
でも、こう言い換えるとどうでしょう?
「私が消防士に興味を持ったきっかけは〇〇消防の採用ポスターでした。
私は普段、絵を描くときに“伝えること”を意識しています。
人に何かを正しく、魅力的に伝えるという点で、現場でのコミュニケーションや消防広報などにも貢献できるのではと考えています。」
このように、得意なことを「消防」というフィールドにつなげることで、説得力のある自己PRになります。
まとめ:得意・短所は“つながり”と“対応力”を意識して話そう
• 結論:やることに抵抗がない=それがあなたの得意
• 得意は「上手さ」より「自然に続けられること」
• 短所は自覚+対応方法の提示がセットで合格点
• 好きなことや得意なことは、消防との接点を見せることで強みに変わる


